本校では、「算数の指導法講習及び授業改善」の一環として、
熊谷市教育委員会 学校教育課副課長 中谷樹先生
にお越しいただき、示範授業という形で御指導をいただいています。
本日、今年度2回目の授業研究会があり、3年3組「あまりのあるわり算」の授業を見せていただきました。
今日の問題は、「23個のケーキを4個ずつ箱に入れていくとき、全部のケーキを箱に入れるために、箱は何個必要か」という場面で、あまりに着目し商を操作して解を出すというスタイルの問題でした。児童にとっては、計算してあまりをもとめるという普段の問題との違いに戸惑いながらも、より日常生活に近い場面の問題に楽しみながら取り組んでいました。
そんな中、「自分の考えを理由をつけてわかりやすく発表できる児童が多い」と中谷先生が驚かれ、お褒めの言葉をいただきました。昨年度までの、本校の学級活動の取組がしっかりと根付いているようです。
中谷先生は、前回の5年生の授業同様、隣の席の児童と対話的に質問や答えをやりとりしながら発表をしていく手法を取り入れ、授業やその後の研究協議会でもその重要性を強調されていました。
また、ただ計算して答えを出すだけではなく、出た答えをもう一度問題に当てはめて、問題の意味や場面の状況をしっかりと捉えられているか確認することが、とても大事であるとも話されていました。
前回に続き今回も活発に意見が出され、とても有意義な研究協議会になりました。
本日の研究授業を職員全員で共有し、児童のために、さらに研鑽を積んでいきたいと思います。
中谷先生、貴重な御指導をありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。